* Data *
FIFA W杯 GERMANY 2006
日本1−4ブラジル
ドイツのピッチに倒れ天を仰いでいた彼の目は
信じていた勝利を逃した少年のようでした。
あの10分間。
彼の中に去来したものはなんであったのか…
勝利しかない。と言い続けていた彼。
でも勝利の女神は彼だけの思いや彼だけの力では
振り向くことはありませんでした。
勝利のためなら
やりたくない仕事もしますよ。
と言っていた彼の言葉がすべてを語っています。
そう…欲しかったのは勝利。
それだけだと。
日本代表たちの全力プレーが世界レベルでは通用しない
それが今日のゲームで突きつけられた現実。
でもその現実から逃げ出すことは許されず
突きつけられた結果と向き合い
この経験をステップにして、打開策を模索し
そしてまた前に向かって走り出す。
当たり前のことだけれど
今はそう考えて行くしかないのでしょう。
でも実際はそんな簡単ではなく
それぞれの中で昇華するには少し時間が必要なのだと思います。
王者の戦い方はまったくと言っていいほど無駄がありませんでした。
個人技からくる自信の存在がそうさせるのか…
本能に近い感覚でプレーしているからか…
どのプレーをとっても、洗練されていて時には美しさすら感じました。
メンタル面、フィジカル面、技術、戦術、チームワーク、ナショナリズム
これらのバランスが常に崩れることなく、
90分間選手たちのモチベーションと集中力はとぎれることはありませんでした。
「完敗」 この言葉にこめられているのは
絶望ではなく、ブラジルへの賞賛。
4年後に、「あの時があったから今がある。」と言えるように。
いつかw杯のピッチで日本がブラジルを翻弄するゲームを観戦できることを
心の中に描いて…。
新たな一歩を踏み出した日本代表を
これからも応援して行きたいと思っています。
2006ドイツW杯日本代表
川口・土肥・楢崎・加地・駒野・中澤・宮本・坪井・茂庭・アレックス
中田浩・福西・稲本・英寿・小野・小笠原・遠藤・中村・高原・柳沢
玉田・巻・大黒・田中誠 以上24名 監督ジーコ
お疲れ様でした。
そして
夢を再び!
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