2006.5.13 観戦記

* Data *
キリンカップサッカー2006
in埼玉スタジアム2002

日本0−0スコットランド
1ヶ月後のW杯ドイツ大会への代表選出を2日後に控え
今回のキリンカップは国内組選手の生き残りをかけた試合になりました。

対戦国もブルガリアは仮想クロアチア
今日のスコットランドは仮想オースリラリアということで
本大会のグループリーグを突破するための
イメージ&実践トレーニングという要素が含まれた
大切なゲーム
だと私は思っていました。

動きが硬いFW
かみ合っていないMF
チームとしてのまとまりと「士気」の不在

前回のブルガリア戦で見せた
DFの甘さは修正されたように感じられましたが
今日のゲームは
本大会への不安を露呈してしまった内容になってしまった
そんな気がしています。

4年前の日韓共催のW杯での活躍が認められて
多くの日本選手たちが海外のクラブチームでプレーする機会を得ました。
それは喜ばしいことであると同時に
日本代表としての仕事を十分にこなすことの難しさという課題も
代償として払わなければならなくなりました。

選出された国内組と海外組選手が
同じグラウンドで練習できる機会は限定され
海外組選手不在の時はその存在をイメージしながらも
その時の状況に対応しなければならないという
そんな4年間を経て
今回のW杯をむかえた戦士たち。

イメージできるということ=経験の多さ
なのだろうと感じます。
ただ…
選手ひとりひとりの感じているイメージに
大きなズレがあるように写りました。
少しのズレならば技術で修正できるように思いますが
技術ではカバーできない
何かが代表たちの中にあります。

ひとりひとりの持ち味が素直に出せず
きっと選手自身が自分の中に何かを残したまま
ドイツに向かうことになるのだと思います。

この戸惑いは
実戦で払拭するしかないはずです。
海外組と国内組が合流して
一人ひとりが抱えている課題もチームのものとして考えることで
変わるものがあるはず

わずかな残り時間の中 個人の技術向上より
「チーム」としての意識が
育ってくれることを願っています。

「リーダー」の存在の大切さを実感したゲームでした。





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